読み上げ原稿｜地震、その瞬間どうする（台所・お風呂・エレベーター・運転中）
30分講座・スライド17枚／出典: 防災士・安心こちゃん（annsinnkotyann.com）

・スライド番号の順に読んでください。ご自分の言葉に直していただいて構いません。
・1枚あたり20〜60秒が目安です。読み上げだけで7〜11分ほど、質疑と間を入れて30分になります。

── スライド 1｜表紙 ──
画面の文字: 地震、その瞬間どうする／台所・お風呂・エレベーター・運転中　揺れているあいだの動き方｜30分講座

地震は、都合のいい場所では起きません。料理の途中かもしれないし、お風呂の中かもしれない。今日は、揺れているあいだに何をするかを、場所ごとにお話しします。

── スライド 2｜結論 ──
画面の文字: 先に結論　まず頭を守る／揺れている間は動かない／動くのは、収まってから

先に結論です。やることは3つ。まず頭を守る。揺れている間は動かない。動くのは、揺れが収まってからです。動くのを収まってからにするのは、揺れている最中に動くと、倒れてくる家具と飛んでくる物に、自分から近づくことになるからです。消防庁も、あわてて行動すると、転倒した家具類や飛び散ったガラスの破片でけがをする恐れがある、としています。この3つを覚えて帰ってもらえれば、今日の講座は成功です。場所ごとの話は、この3つの当てはめ方だとお考えください。

── スライド 3｜場面 ──
画面の文字: こんな時に来ます　夕方6時。コンロに火がついている。子どもはお風呂、家族は車で帰り道　同じ家族でも、いる場所で正解が変わります

想像してください。夕方6時。コンロには火がついていて、子どもはお風呂に入っている。もう一人は車で帰り道。ここで大きな揺れが来ます。同じ家族でも、いる場所によって正解が変わります。今日は、その4つの場所を順番に見ていきます。

── スライド 4｜どこにいても、最初の3秒 ──
画面の文字: どこにいても、最初の3秒　頭を守る／倒れてくる物から離れる／動かない

場所の話に入る前に、共通することを1つ。最初の3秒でやることは、頭を守る、倒れてくる物と落ちてくる物から離れる、揺れが収まるまで動かない。この3つです。倒れてくる物、落ちてくる物というのは、棚、棚の上の物、テレビ、照明器具、窓ガラスです。動かないのは、いま自分がそこから離れた場所にいるからで、動けばその守りが外れます。慣れた家でも、旅先の知らない建物でも、ここだけは同じです。

── スライド 5｜台所 ──
画面の文字: ① 台所にいたら　火を消しに行かない　震度5相当以上の揺れで、／ガスメーターが自動でガスを止めます。／確かめるのは、揺れが収まってから

料理の途中で大きく揺れたら、火を消しに行かないでください。消防庁は、無理して火を消しに行くと調理器具が落ちてきてやけどなどをします、と書いています。コンロの近くにいるなら、まずコンロから離れてください。家のガスメーターには感震器が入っていて、震度5相当以上の揺れを感知すると、家じゅうのガスが自動で止まります。火を確かめるのは、揺れが収まってからです。

── スライド 6｜台所は凶器の多い部屋 ──
画面の文字: ① 台所の本当の危なさ　包丁・食器・電子レンジが、飛びます　テーブルの下か、部屋の外へ。／頭を守ってしゃがむ

台所は、飛んでくる物が多い部屋です。包丁、割れる食器、上の棚の電子レンジ。消防庁も、食器棚や冷蔵庫が倒れてくるだけでなく、中身が飛び出してくることもあるので注意しましょう、としています。揺れを感じたら、コンロから離れて、テーブルの下に入るか、台所から出ます。頭を守ってしゃがんでください。

── スライド 7｜お風呂 ──
画面の文字: ② お風呂にいたら　まずドアを開けて、逃げ道を作る　ふたか洗面器で頭を守る／服を着てから出る／湯船の水は残す

入浴中に揺れたら、まずお風呂のドアを開けてください。建物がゆがんで、扉が開かなくなることがあるからです。消防庁も、風呂とトイレでは、まずドアを開け、避難路を確保して揺れが収まるのを待つよう書いています。お風呂場は外へ飛び出すより安全ですが、落ちてくる物はあります。消防庁は、風呂場ではタイルや鏡などが落ちてくることがあるので注意しましょう、としています。だから、浴槽の中では、風呂のふたなどをかぶって頭を守ります。揺れが収まったら、服を着てから出てください。湯船の水は流さないでおくと、断水したときの生活用水になります。これは消防庁の記述にはない、暮らしの知恵のほうです。

── スライド 8｜エレベーター ──
画面の文字: ③ エレベーターにいたら　全部の階のボタンを押す　止まった階の様子を見てから降り、／そのあとは階段を使う

エレベーターの中で揺れたら、全部の階のボタンを押してください。どの階で止まるか分からないので、全部押しておけば、いちばん近い階で扉が開きます。止まった階で降りますが、扉が開いた先が煙や水だったら、そこでは降りません。消防庁も、停止した階で慌てておりるのではなく、階の状況を見極めるのも大切です、としています。そのあとは非常階段を使います。運よく動き出しても、点検が済むまでは乗り直さないでください。

── スライド 9｜運転中 ──
画面の文字: ④ 運転中だったら　急ブレーキは踏まない　ハザード → 左の路肩へ →／ゆっくり止まる

運転中に大きな揺れが来ると、パンクした時のような衝撃があって、ハンドルを取られます。ここで急ブレーキを踏むと、後ろの車も巻き込みます。ハザードランプを点けて、道路の左側に寄せて、少しずつ速度を落として止まってください。止めたあとは、外に看板や電柱が倒れてくるので、揺れが収まるまで車から出ないでください。車を置いて避難する時は、あとから道をふさいだ車を動かす必要が出るので、エンジンを止めて、キーは付けたまま、窓を閉めて、ドアはロックしません。消防庁は、連絡先を見えるところに書き、車検証などの貴重品を持って、徒歩で避難する、としています。

── スライド 10｜データの1枚（死因） ──
画面の文字: （データの1枚）

1つだけ数字を見ます。阪神・淡路大震災で亡くなった方の死因は、警察庁の分類で、87.8パーセントが家屋の倒壊や家具の転倒による圧迫死でした。倒れてきたのは、建物と家具です。地震そのものではなく、家の中の物が人を傷つけている。だから、揺れている間は動かず頭を守る、が最初に来ます。

── スライド 11｜図解・場所別まとめ ──
画面の文字: 場所別・その瞬間の1つ　台所＝火を消しに行かない／お風呂＝まずドアを開ける／エレベーター＝全部の階を押す／運転中＝急ブレーキを踏まない

ここまでを1枚にまとめました。台所は火を消しに行かない。お風呂はまずドアを開ける。エレベーターは全部の階を押す。運転中は急ブレーキを踏まない。4つとも違う動きに見えますが、どれも「揺れている間は動かない」の当てはめ方です。写真に撮っておいてもらって大丈夫です。

── スライド 12｜揺れが収まったら ──
画面の文字: 収まってから、最初の1分　足元を見てから、立ち上がる　割れたガラスの上を、／裸足で歩かない

揺れが収まったら、すぐ立ち上がらないでください。消防庁は、暗闇では、割れた窓ガラスや照明器具の破片でけがをしやすいので注意しましょう、としています。そこを裸足で歩いて足を切ると、そのあと歩いて移動できなくなります。まず足元を見て、履物を探してから動いてください。そして、小さな揺れの時か、揺れが収まった後に、窓や戸を開けて出口を確保します。

── スライド 13｜夜だったら ──
画面の文字: 夜に起きたら　枕元の4つで、その後が変わります　①両手が空く明かり　②底の厚い履物／③メガネ　④ホイッスル

大きな地震は、夜にも起きています。消防庁は、枕元には厚手の靴下やスリッパ、懐中電灯、携帯ラジオなどを置いておく、としています。この資料では、そこに4つを挙げています。両手が空く明かり、底の厚い履物、メガネ、そしてホイッスル。メガネは、暗い部屋で足元を見るために要ります。声は長くは続きません。ホイッスルなら、力がなくても音が出ます。

── スライド 14｜落とし穴 ──
画面の文字: 落とし穴　外へ飛び出す／エレベーターで降りる／すぐ火を消しに行く

やってしまいがちなことを3つ。外へ飛び出す。エレベーターで降りる。すぐ火を消しに行く。どれも、早く動きたい気持ちから起きます。外は看板やガラスが落ちてきます。消防庁は、オフィスビルの窓ガラスが割れて落下すると、時速40から60キロで広範囲に拡散する、としています。時速40から60キロは、街なかを走る車と同じ速さです。エレベーターは閉じ込められます。ガスは震度5相当以上で自動的に止まる仕組みがあります。動きたくなったら、3秒だけ待ってください。

── スライド 15｜今日から効く備え（0円） ──
画面の文字: 0円でできること　家具の上に、物を置かない　固定した家具より先に、／上の物が落ちてきます

道具を買う前にできることがあります。家具の上に物を置かないことです。空き箱、扇風機、旅行かばん。固定した家具より先に、上の物が落ちてきます。重い物は、低い所へ移してください。もう1つは、寝る場所です。消防庁は、壁を背にした家具は前方に倒れてくるので、就寝位置は家具の高さ分だけ離すか、家具の脇に決めた方が安全だ、としています。高さ180センチ、大人の背より高い本棚なら、その高さと同じ180センチだけ離すか、本棚の横に寝る。それだけで、寝ている場所に届かなくなります。

── スライド 16｜今日できること ──
画面の文字: 今日できること　寝る場所からドアまで、歩いてみる　足に当たった物を、今夜1つどけます

まずはひとつだけ。今夜、寝る場所からドアまで、ゆっくり歩いてみてください。足に当たる物があれば、それを今夜どけます。暗闇で通れる幅は、明るいうちにしか確かめられません。全部片づける必要はありません。1つどけたら、今日の防災は成功です。

── スライド 17｜出典と使用条件 ──
画面の文字: 出典・使用条件

（読み上げなし。出典と使用条件の1枚です）

── 使用条件 ──
出典「防災士・安心こちゃん（annsinnkotyann.com）」を書いていただければ、切っても足しても、自分の言葉に直しても使えます。講座・研修・授業・社内教育・自治会の勉強会、すべて可。丸ごと売り物の教材に入れること、他のサイトで再配布することはご遠慮ください。数字は資料内の出典の日付時点の物です。
