【防災】ママ、これ食べてもいい?涙がこぼれた非常食カレーの話

防災食
Japanese national food curry rice

「ママ、お腹すいた…」その声に答えられなかった日のこと

3月のある夜。まだ寒さが残る中、テレビから流れた緊急速報に心がざわつきました。
「震度7の地震発生。津波の心配も…」

私は咄嗟に寝ていた息子の隣に駆け寄り、その小さな背中をぎゅっと抱きしめました。
“もし、今この瞬間に私たちの家が揺れたら?”
“この子に何を食べさせてあげられる?”
そんな問いが頭をよぎりました。

防災リュックの中には、水やライト、簡易トイレはあるけれど…
非常食はどうだった?賞味期限は?味は?
ちゃんと子どもが食べられるものが入っていた?

……その答えは、NOでした。

「備えてるつもりだったけど、本当は“家族の命を支える準備”にはなってなかった」
そんな悔しさと情けなさで、胸が締めつけられた夜でした。


「食べられる」じゃなく「笑顔になれる」非常食ってあるの?

災害用の非常食というと、アルファ米や乾パンが真っ先に思い浮かびますよね。
でも正直、味は二の次。栄養が取れればそれでいい、って思っていませんか?

私もかつてはそうでした。
だけど子どもを育てる今、痛感するんです。

非常時にこそ、子どもの心をほっとさせてくれる“いつもの味”が、どれだけ大事か。
怖い揺れや暗闇、水も出ないトイレ…そんな非日常の中で、食事くらいは“いつものあたたかい味”であってほしい。

「食べられる」だけじゃ足りない。
「心を守ってくれる」食事が、私たちには必要なんです。


結論:私が家族の“笑顔の防災食”として選んだのは、このカレーです

そこで出会ったのが【江崎グリコ 常備用カレー職人 中辛】。

普段スーパーでも見かける“あのカレー”ですが、これは5年保存できる非常食バージョン
味も見た目も“いつものおいしいカレーそのまま”で、
非常時に“日常の味”をそのまま届けてくれる、まさに「心の備え」になる一品なんです。

結論から言うと、このカレーをリュックに入れてから、私は災害への不安が1つ減りました。


涙がこぼれた、あの夜の出来事

実際に備蓄を見直すため、ある日、家族で「防災体験日」をやってみることにしました。
電気を消して、ガスや冷蔵庫も使わず、家族3人だけで過ごす夜。
子どもは最初こそ「キャンプみたいだね!」とはしゃいでいましたが、
時間が経つにつれて…

「ママ、まだ電気つかないの?」「寒いよ…」「お腹すいた…」

息子のその声に、私はカバンから例の“非常食カレー”を取り出しました。

湯煎で温め、お皿に盛った瞬間、ふわっと広がるあの香り。
「カレーのにおいだ!!」と、目をキラキラさせる息子。

一口食べて…
「おいしいっ!!ねぇパパも食べて!すごくおいしい!!」

その笑顔に、私は…泣きそうになりました。
いや、実際に泣きました。

暗くて怖い夜の中でも、あたたかいカレーひとつで、
子どもが笑ってくれる。
家族で「おいしいね」って言い合える。

それがどれだけ尊くて、どれだけ心を支えてくれるか――
この夜が教えてくれました。


「たかがカレー」じゃない。「命をつなぐ味」があるんです

非常食は“命をつなぐもの”です。
でも、もっと言えば“心を守るもの”でもある。

栄養や保存期間ももちろん大事。
でも、“ちゃんと食べられて、ほっとできる味かどうか”は、それ以上に大事だと私は思います。

このカレーは、
✔︎5年保存可能
✔︎レトルトだから調理いらず
✔︎中辛だけど、辛すぎずお子様でも安心(我が家の8歳も完食!)
✔︎味が濃すぎず、ご飯なしでもそのまま食べられる

非常時に「家族の笑顔」を生み出せる非常食って、実はそう多くありません。


今日できる、小さな一歩。それが5年後の命を守る準備になる

防災グッズって、揃えるのが面倒だし、後回しにしがちですよね。
でも、私たちは「親」です。
子どもの命を、心を、笑顔を守れるのは、私たちしかいないんです。

今すぐじゃなくてもいい。
まずはこのカレーひと箱だけ、備えてみませんか?

たとえば災害が起きなかったとしても、
忙しい日や、買い物に行けない日、体調を崩した日…
そのときにもきっと、私たちの味方になってくれます。

だから私は、声を大にして言いたい。
「このカレーだけは、本当におすすめです」と。

コメント

タイトルとURLをコピーしました