こんにちは、防災チャンネル「安心こちゃん」です。
今回は、「小さなお子さんを持つママにこそ知ってほしい防災の知識」をテーマにお届けします。
実は2011年の東日本大震災のとき、多くのママたちが避難所生活で苦労を強いられました。
あるママは、2歳のお子さんと一緒に避難生活を送りましたが、**「準備不足がこんなに辛いなんて…」**と何度も涙を流したそうです。
たとえばこんな場面──
🌟 想像してみてください。災害が起きたその日──
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ミルクが足りない…
粉ミルクはあるのに、お湯が手に入らず作れない。赤ちゃんは泣き続けて、ママは途方に暮れるばかり。 -
オムツがない!
スーパーには長蛇の列。でも、いくら並んでも買えない。替えがないから、泣く我が子を前に、ただただ焦るしかない。 -
寒さで震える夜…
毛布もない避難所で、冷たい床に布団もなく寝るしかない。夜が来るたび、子どもの咳がひどくなっていく…。 -
遊び道具がないからぐずりが止まらない
子どもは環境の変化に敏感。大人が我慢できることでも、子どもには大きなストレスになるのです。
このママは言いました。
「もっと準備しておけばよかった…。でも、災害は“待ってくれない”んです。」
その通り。
後悔してからでは、子どもを守ることはできません。
だからこそ、**「今」**なんです。
準備できるときに、しておくことが命を守るカギになります。
🌸 子どもを災害から守るために、ママが知っておくべき5つのこと
① 子どもは、環境の変化にとても敏感!
避難所は、いつもとまったく違う空間。
音・におい・人の多さ…それだけで子どもは強い不安を感じます。
夜泣きやぐずりが増えてしまい、親子ともに大きなストレスに。
② 食事・オムツ…「特別なケア」が必要
大人と同じものは食べられない。
ミルクや離乳食、そしてオムツの替えは必須。
子ども専用の非常食やケア用品がなければ、たちまち困ることになります。
③ 衛生面が不十分=感染症のリスクが高い!
避難所では手洗いも難しく、トイレも衛生的とは言いづらい…。
おしりふきや除菌シートがないと、肌荒れや感染の原因になります。
④ 体温調節が苦手=暑さも寒さも大敵!
大人よりも体温調節が苦手な子ども。
真冬の冷え込み、真夏の熱気、どちらも命にかかわります。
⑤ 子どもは「自分で助かれない」
お腹が空いても、寒くても、「ママ、助けて」としか言えません。
大人の準備だけが、子どもを守る唯一の手段なのです。
🧸 今すぐそろえたい!子どもを守る防災グッズ10選
ここからは、ママたちにぜひ準備しておいてほしい防災グッズを具体的にご紹介します。
1. 子ども用非常食
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粉ミルク&液体ミルク(お湯が使えない場合にも対応)
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食べ慣れた離乳食(パウチタイプが便利)
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ストレス緩和に役立つお菓子(個包装が◎)
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紙コップやスプーンも忘れずに!
2. オムツ・おしりふき・防臭袋
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オムツは1日5枚×3日=最低15枚!
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おしりふきは肌に優しいノンアルコールタイプを
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防臭袋で臭い対策もばっちり
3. 携帯トイレ&おむつ替えシート
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仮設トイレが使えないときのための携帯トイレ
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レジャーシートでおむつ替えスペースを確保
4. 着替えと防寒グッズ
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下着・靴下・Tシャツなど、最低2〜3セット
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アルミブランケットやポンチョで寒さ対策を
5. お気に入りのおもちゃ・絵本
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ぬいぐるみやおしゃぶり、安心できるアイテムを
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シールブックや小さな絵本で時間つぶしにも
6. 抱っこ紐・スリング
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両手が空くことで避難がスムーズに
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ベビーカーが使えない場所でも安心
7. 救急セット
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解熱剤・常備薬・絆創膏・消毒液など
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アレルギー対応薬は絶対に忘れずに!
8. 飲み物とストロー付き水筒
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500mlペットボトルを数本常備
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ストロー付きなら飲みやすく、こぼしにくい
9. 衛生用品(ガーゼ・ハンカチ・子ども用マスク)
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鼻水・よだれ対策に便利
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マスクはサイズが合ったものを用意
10. 母子手帳・保険証コピー・緊急連絡先
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防水袋に入れて管理を
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いざという時、スムーズに対応できるように
🌈 今日から少しずつ、防災準備を始めよう
「うちはまだ赤ちゃんだから」「うちの子は元気だから大丈夫」──
そう思っていても、災害は突然やってきます。
命を守るための準備は、“今”がベストタイミング。
未来の自分と子どものために、ぜひ今日から少しずつ始めてみてくださいね。
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