★ブログ最後に安心こちゃんのおススメ防災グッズを紹介しています。★
娘の小さな疑問 – 「ねえ、パパ、もし地震が来たらどうなるの?」
夕焼けが部屋をオレンジ色に染める穏やかな日曜日。リビングで絵本を読んでいた娘の小さな声が、パパの寛ぎの時間をふと止めた。「ねえ、パパ、もし大きな地震が来たらどうなるの?」
5歳になる娘の瞳は、不安と好奇心がないまぜになった光を宿している。パパは絵本をそっと閉じ、娘の隣に座り込んだ。「そうだね、もし地震が来たら、少し怖いかもしれないね。でも大丈夫、パパとママが一緒にいるから」
娘はパパの言葉に少し安心したようだけれど、まだ何か心配そうだ。「でも、ご飯は?おもちゃは?暗くなったらどうするの?」
パパは娘の小さな手を握り返した。「そうだね、ご飯も、おもちゃも、暗くなった時のことも、ちゃんと準備してあるんだ。これを『防災グッズ』っていうんだよ。もしもの時に、みんなが安全に過ごせるように、大切なものが詰まっているんだ」
娘はその言葉に興味津々。「ふーん、どんなものが入っているの?」
パパは立ち上がり、リビングの隅に置いてあるリュックを指差した。「ちょっと見てみるかい?これはね、『超最低限の防災アイテム』っていうんだ。本当に大切なものが、この中に13個入っているんだよ」
家族を守る13の備え – パパと娘の防災グッズ確認タイム
パパはリュックから一つずつアイテムを取り出しながら、娘に優しく説明を始めた。
頼れる相棒、防災リュック
「まずはこのリュック。これはね、もしもの時に、みんなの『おうち』になるんだ。丈夫で、雨にも強くて、背負いやすいんだよ。たくさんのポケットがあって、色々なものを分けて入れられるんだ」
パパのポイント: 容量は30L以上が目安。耐久性と防水性のある素材を選び、肩や背中への負担を軽減する工夫がされていると安心だ。
いのちの水、保存水
「これはお水。特別な水で、長い間置いておけるんだ。もしもの時、喉が渇いても、これで潤せるんだよ。美味しくて、体にも優しい水を選んだんだ」
パパのポイント: 賞味期限をしっかり確認。天然水やミネラルウォーターなど、品質の良いものを選びたい。
お腹を満たす、保存食
「これはご飯やパンの缶詰。火や水がなくても、そのまま食べられるんだ。色々な味があるから、飽きないで食べられるよ。甘いものもあるんだ」
パパのポイント: 最低3~5年の保存期間があるものを選び、定期的に期限を確認しよう。調理不要で栄養バランスが良いものが理想的。
スマホは家族の命綱、携帯充電器
「これはね、もし電気が止まってしまっても、スマホを充電できるものなんだ。スマホがあれば、パパやママと連絡を取ったり、色々な情報を知ることができるんだ」
パパのポイント: 10,000mAh以上の容量があると安心。充電速度が速く、複数のポートがあると便利。ソーラーや手回し充電機能付きも検討しよう。
困った時の強い味方、非常用トイレ
「もしトイレが使えなくなっても、これがあれば大丈夫。簡単に組み立てられて、臭いも抑えてくれるんだ。使った後も、ちゃんと処理できる工夫がされているんだよ」
パパのポイント: 設置が簡単で、凝固剤や消臭機能付きのものを選びたい。コンパクトに保管できると場所を取らない。
バイバイ菌!除菌ウェットティッシュ
「これは手を拭いたり、体を拭いたりするのに使うんだ。もし水が使えなくても、これで体を清潔に保てるんだよ。バイキンをやっつけてくれるものもあるんだ」
パパのポイント: 除菌機能のあるものを選ぶと安心。個包装や密封性の高いパッケージだと長持ちする。携帯しやすいサイズと大判サイズがあると便利。
拭いて安心、タオル
「これは体を拭くのはもちろん、怪我をした時に当てたり、寒さを防いだりするのにも使えるんだ。すぐに乾く特別なタオルを選んだんだ」
パパのポイント: 速乾性が高く、吸水性の良いマイクロファイバータオルなどがおすすめ。コンパクトで軽量なものを選ぼう。
みんなを守る、マスク
「これは空気中のバイキンやホコリから、みんなの喉を守ってくれるんだ。避難所でたくさんの人がいても、これで安心だね」
パパのポイント: 防塵・ウイルス対策機能のあるものを選びたい。長時間つけても耳が痛くなりにくい素材が良い。個包装だと衛生的に保管できる。
あったかぬくぬく、アルミブランケット
「これはね、とっても薄いのに、体を温めてくれる魔法のシートなんだ。寒い時や、もしもの時に、これで体を包むと暖かくなるんだよ」
パパのポイント: 保温効果が高く、耐久性と防水性のあるものが良い。コンパクトで軽量なものを選ぼう。
雨の日もへっちゃら、レインコート
「雨が降ってきた時や、風が強い時に着る雨合羽だよ。これを着れば、体が濡れなくて済むんだ。小さく畳めるから、いつもリュックに入れておけるんだ」
パパのポイント: 防水性と耐久性が高いものを選びたい。軽量でコンパクトに畳めるものが便利。フードや袖口が調整できると、雨風の侵入を防ぎやすい。
助けを呼ぶ声、ホイッスル
「もしパパやママとはぐれちゃったり、助けが必要な時に、これを吹くんだ。『ピーッ!』って大きな音が出るから、遠くにいる人にも聞こえるんだよ」
パパのポイント: 大きな音が出て、遠くまで響くものが良い。軽量で携帯しやすく、耐久性・防水性があると安心。
お金は大切、現金(小銭多め)
「これはお金。もし電気が止まってカードが使えなくなっても、これがあればお店で物を買えるんだ。小さいお金も用意しておくと便利だよ」
パパのポイント: 千円札や小銭を多めに準備しておくと良い。防災バッグの中など、安全で分かりやすい場所に保管しよう。
マイナンバーカード、身分証明書・母子手帳・通帳のコピー
「これはね、みんなが誰なのかを証明するもの。もしもの時、これがあると、色々な手続きがスムーズにできるんだ。お母さんの大切な手帳のコピーもあるよ」
パパのポイント: 原本ではなくコピーを用意し、防水対策をして保管しよう。定期的に内容を確認し、最新の情報に更新することが大切。
備えは家族の愛情 – いつもそばにいる安心
パパは13個のアイテムを全て娘に見せながら、それぞれの役割を丁寧に説明した。娘は真剣な表情でパパの話を聞き入り、時には実際に手に取って感触を確かめていた。
「ふーん、こんなにたくさんのものが、みんなを守ってくれるんだね」
娘の言葉に、パパは優しく微笑んだ。「そうだ。これはね、パパとママの、〇〇ちゃんを守りたいっていう気持ちなんだ。備えがあるから、もしもの時も、きっと大丈夫だよ」
この日以来、娘は防災リュックの中身が少しだけ特別なものに見えるようになった。それはただの道具ではなく、家族の愛情と安心が詰まった宝箱のように感じているのかもしれない。




自分の命は自分で守る – 心の準備も忘れずに
災害は、私たちの日常を突然奪い去る可能性があります。しかし、備えがあれば、その影響を最小限に抑え、大切な家族を守ることができます。今回ご紹介した13個の最低限の防災アイテムは、その第一歩です。
そして、忘れてはならないのは「心の準備」です。緊急時には、肉体的な影響だけでなく、精神的なストレスも非常に大きくなります。日頃から家族で話し合い、避難場所や連絡方法などを確認しておくことで、いざという時に冷静に行動できるようになります。
自分の命は自分で守る。そのために、今できることから始めましょう。
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