77歳の母を守りたい。災害時に“裸足で歩かせない”私の選択

防災グッズ

割れたガラス、瓦礫から家族の足を守る「ストロングスリッパ」とは?

「ガシャンッ…!」
夜中、突然の地震。リビングの棚が倒れ、ガラスが散らばった。
「お母さん!動かないで!」私は叫んだ。でも、77歳の母は慌てて布団から出ようとしていた。
その足元には、無数の破片。スリッパなんかじゃ到底防げない。
――もしもあのとき、ガラスを踏んでいたら…。
考えるだけで、ゾッとする。

地震のとき、自分よりもまず思い浮かぶのは、家族の姿。
「守らなきゃ」って本気で思ったのは、この日が初めてだった。


「足元の備え」は、つい後回しになっていませんか?

防災グッズといえば水や食料、懐中電灯。
でも「足元の備え」は、つい後回しになっていませんか?
特に高齢の親を持つ方なら、「避難するとき、うちの母に普通の靴で歩けるの?」そんな不安を感じたことがあるはずです。


安心こちゃんおススメ「山善のストロングスリッパ」。

そんな不安を解決するために、私が選んだのが「山善のストロングスリッパ」。
災害時でも、ガラスや瓦礫からしっかり足を守ってくれる“非常用の靴”です。
この記事では、実際に使ってみた体験談と、その効果についてお伝えします。

 


なぜそれが必要か

77歳の母は、歩くのが少しゆっくり。
家の中を歩くときは、いつも軽いスリッパ。
でも、地震が起きたら?
割れたガラスや散らばった食器の上を、スリッパで歩けるわけがない。

特に心に残っているのは、能登半島地震のニュースで、
「避難の途中、足をケガして動けなくなった高齢者がいた」と報じられていたこと。
それを見て、母はポツリと「私も転ぶかもね」と呟いたんです。

その言葉が、胸にずっと刺さっていて――
私は真剣に「足を守る防災」を考え始めました。


実際に使ってどうだったか

届いた山善のストロングスリッパを見て、母は「これ、カッコイイね!」と笑いました。
一見、普通の靴。でも持ってみると、しっかりした重さと安心感がある。
底は頑丈なゴムで、かかと部分にはしっかりとしたガード付き。
「これなら、ガラスの上も歩けるかも」って、母自身も安心した様子でした。

一度、避難訓練のつもりで履いてみました。
「歩きやすいね」「滑らない」
そして何より、「私のことを考えてくれてるって伝わったよ」と母が言ってくれたとき、私は胸がいっぱいになりました。


「あなたを大事に思ってるよ」という、私の気持ちを形にしたもの

母は私のたった一人の家族です。
77歳、もう足腰も少し弱くなってきた。
でも私は、そんな母に「安全に歩いてほしい」と願う娘。

防災は、モノじゃなくて“思いやり”だと思うんです。
この靴は、母の命を守るかもしれない道具。
でもそれ以上に「あなたを大事に思ってるよ」という、私の気持ちを形にしたものなのかもしれません。


100円グッズでは代用できない「命を守る靴」

防災グッズの中でも「靴」は意外と見落とされがち。
でも、もしガラスの上を裸足で歩くしかなかったら…?
そんな未来を防ぐためにも、今日、家族の足元の備えを見直してみませんか?

100円グッズでは代用できない「命を守る靴」。
「大切な人に履かせたい」と思える一足を、あなたの防災リストに加えてみてください。

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