【災害時は危険】お風呂の残り湯をトイレに流すと大変なことに…!知らないと家が大惨事に!

防災テクニック

 

こんにちは、防災チャンネル安心こちゃんです!

みなさん、もし地震で断水したら…トイレはどうしますか?
「お風呂に残ってる水を流せばいいんじゃない?」と思った方、要注意です!
実はそれ、とっても危険な行為なんです。

今日は、実際に起こったある家庭の悲劇を通して、「お風呂の残り湯をトイレに使ってはいけない理由」をわかりやすくご紹介します。最後まで読めば、「なるほど!これからは気をつけよう」ときっと思っていただけるはずです。


■ 実際に起きた怖い話…!

大地震が起きたある地域でのこと。
あるご家庭では、水道が止まり、トイレが流せない状態に。
でも「お風呂の残り湯があるから大丈夫!」と安心して、バケツで水を汲み、トイレへ流しました。

ところが…
地震で排水管がズレて破損していたことに気づかず、
トイレに流した水が、なんとお風呂場や洗面所の排水口から逆流!

家じゅうに汚水が広がり、悪臭が充満…。
床に染み込んだ汚水のせいで、部屋は使えなくなり、住める状態ではなくなってしまいました。

最終的には、家族で避難所に移ることに…。
「こんなことになるなら、もっとちゃんと備えておけばよかった…」と深く反省したそうです。


■ お風呂の水を流してはいけない5つの理由

ではなぜ、お風呂の残り湯をトイレに流すのが危険なのでしょうか?
大きく分けて5つの理由があります。


① 排水管が壊れている可能性がある

地震の揺れによって、見た目は無事でも排水管の中がズレたり、ひびが入っていることがよくあります。

そんな状態で大量の水を流してしまうと、

  • 破損箇所から水漏れ

  • 排水口からの逆流

  • 家全体が水浸し

といった被害が起こってしまうのです。

特に注意が必要なケースは…

  • 築年数が古い住宅

  • 道路がひび割れていた地域

  • 津波や洪水の被害があった地域

こういった地域では、下水管自体が破損していることもあるので、絶対に流さないでください!


② 下水処理施設が止まっているかも

災害時、停電や設備の故障で、自治体の下水処理施設が停止することがあります。
そうなると、家庭から流した汚水が処理されずに、地域全体で逆流する危険性があるのです。

例えば、

  • 2011年の東日本大震災

  • 2016年の熊本地震

これらの災害では、実際に広範囲でトイレの使用が制限されました。


③ 悪臭や害虫が発生!

逆流した汚水は、強烈な悪臭を放ちます。
そしてその臭いに引き寄せられてやってくるのが…ゴキブリやハエたち。

彼らは病原菌を運ぶため、衛生環境が一気に悪化。
特に小さなお子さんや高齢者がいる家庭では、健康被害につながるリスクが非常に高いです。


④ 感染症のリスクが一気に上昇

汚水には、

  • 大腸菌

  • ノロウイルス

  • 赤痢菌

などの病原菌がたっぷり含まれています。

それが床に広がり、子どもが触れたり、ペットが舐めたり、食器に付着したりすると…
嘔吐・下痢・発熱などの症状が出てしまうこともあります。


⑤ 水がもったいない!

お風呂の水は大切な「生活用水」。
飲み水や消火用水として活用できるのに、トイレに流してしまったら一瞬で無駄になってしまいます

断水が長引けば長引くほど、水の価値は高まります。
本当に必要な場面のために、水は賢く使いましょう!


■ こんなトラブルも実際に…

実際にあったトラブルをいくつかご紹介します。

  1. トイレに水を流したら、お風呂の排水口から逆流して水浸しに。

  2. マンション上階の水が下の階に漏れ、住民トラブルに。

  3. キッチンシンクから汚水が溢れ、食器が全滅。

  4. 畳が汚水に染み込み、高額な修理費に。

  5. 排水トラブルで自治体から注意喚起が出る事態に。

  6. 害虫が大量発生し、食べ物や服に被害が。

  7. 避難所が満員で、トイレ待ちの大混乱に。

  8. 汚水を踏んだ子どもが体調を崩す。

  9. ペットが汚水を舐めて具合が悪くなる。

  10. 下水復旧が遅れて、数週間トイレが使えない生活に…。


■ どう備える?おすすめのトイレ対策

「じゃあ、どうすればいいの?」
そんな方におすすめしたいのが、携帯トイレや簡易トイレです!

防臭・抗菌加工されているものなら、使いやすくて安心。
しかもコンパクトで収納も楽ちん♪

備蓄するなら家族の人数×3日分を目安にしましょう。


■ まとめ

  • お風呂の水をトイレに流すと逆流・悪臭・害虫・感染症の危険あり!

  • 地震のあとは、排水管や下水処理施設の状況が不明。

  • 災害時は携帯トイレの使用を前提に準備しよう。


■ 安心こちゃんからのメッセージ

防災は「いざという時」に後悔しないための準備です。
ちょっとの知識と少しの備えが、家族と自分の命を守る力になります。

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