実際に困った主婦の体験と、本当に備えるべき防災の話
こんにちは、防災チャンネル「安心こちゃん」です!
今回は、「災害が少ない」と言われる地域に住んでいても、安心してはいけない理由について、実際のエピソードを交えてご紹介します。
◆「災害が少ない場所だから安心」…本当にそうでしょうか?
「まさか、あの台風であんなに困るなんて思ってもいませんでした。」
そう語るのは、関東から“災害が少ない”と評判の県に引っ越した、40代主婦のAさん。
自然も豊かで、ニュースでもあまり災害が報じられない場所。だからこそ「ここなら安心して暮らせる」と思ったそうです。
ところが数年後、想定外の台風が直撃。
- 道路は冠水して通行不能に
- ライフラインが止まり、停電と断水
- 冷蔵庫の食材はすべてダメに
- スーパーも閉まり、食料を買うことすらできない
- 避難所には食料も毛布も足りず、簡易トイレも設置されていなかった
Aさんはその時、こう痛感しました。
「災害が少ない場所ほど、備えが甘かったんです。結局、自分で備えるしかなかった。」
◆なぜ“災害が少ない県”なのに困ったのか?
災害が少ない地域には、以下のような傾向があります。
- 自治体の備蓄が手薄
- 住民の防災意識が低い
- 「うちは大丈夫」という油断が広がっている
しかし自然災害は、**「起きるかどうか」ではなく「起きた時にどう備えるか」**がすべてです。
◆「災害が少ない」と言われる地域の条件とは?
では、一般的に“災害が少ない”と言われる地域にはどんな特徴があるのでしょうか?5つの主な理由を挙げます。
1. 地震の発生が少ない(活断層が少ない)
例:長野県の一部、島根県、富山県
→ 活断層やプレート境界から遠く、大地震のリスクが低い
2. 台風の進路から外れている
例:富山県、石川県、秋田県、長野県、群馬県
→ 日本海側や内陸部は、台風の影響を受けにくい
3. 津波のリスクがない
例:長野県、岐阜県、群馬県
→ 内陸県であり、津波の被害は受けない
4. 豪雨や洪水のリスクが低い
例:北海道、長野県、富山県
→ 年間降水量が安定していて、土砂災害のリスクが小さい
5. 歴史的に災害の記録が少ない
例:島根県、富山県、秋田県、山形県の庄内地方
→ 過去100年以上、大きな災害がほとんど起きていない
◆代表的な「災害が少ない」と言われる都道府県
都道府県 | 災害リスクの特徴 |
---|---|
鳥取県 | 地震はあるが都市部が少なく被害は抑えられる |
島根県 | 台風が通りにくく、地震記録も少ない |
福井県 | 津波・台風・地震のリスクすべてが比較的低い |
徳島県(内陸部) | 津波の心配がなく、南海トラフの影響も限定的 |
長野県 | 完全な内陸県で津波ゼロ、地震も比較的安定 |
富山県 | 日本海側で台風・地震ともに少ない |
秋田県 | 台風や豪雨の影響が少ない |
山形県 | 地震はあるが、風水害は少ない |
岐阜県飛騨地方 | 自然災害の記録が少ない |
群馬県 | 関東でも災害リスクが比較的少ない県 |
◆「災害が少ない=安全」ではない!
こうして見ると、確かに災害の“リスク”が低い地域は存在します。
しかし、問題はそこに**「備えの甘さ」**があること。
- 「うちは大丈夫でしょ」
- 「災害なんて滅多にないし」
- 「自治体が何とかしてくれるはず」
そんな考えこそ、最も危険な落とし穴です。
◆どこに住んでいても、防災対策は必要!
災害のリスクが低い地域に住んでいても、最低限の防災対策は必要不可欠です。
- 備蓄:食料・水・トイレ・照明などの基本アイテム
- 情報:地域のハザードマップを確認する
- 避難:避難所や避難ルートを家族で共有しておく
◆「防災は自治体ではなく“自分ごと”」として考えよう
防災チャンネル安心こちゃんでは、「自分の命は自分で守る」をモットーに、動画やブログを通じて防災の大切さを発信しています。
さらに、動画視聴やグッズ販売の一部収益を、日本赤十字社などに寄付し、被災地支援にも取り組んでいます。
◆まとめ:今、あなたの備えは大丈夫ですか?
災害が少ない=安全ではありません。
安心は、“備え”があってこそ、手に入るのです。
あなたが住む地域の特性を知り、「その時」に備えた準備、始めてみませんか?
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ダウンロードは[こちら(※概要欄にリンクを貼る)]から!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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