保存版・防災士監修
【真夏の停電】熱中症から身を守り、冷蔵庫の食材も守る方法|防災士おすすめの備えグッズ
こんにちは、防災士の安心こちゃんです。
真夏の停電は、エアコンが止まって室内でも熱中症の危険が高まり、冷蔵庫の食材もどんどん傷んでいきます。台風・落雷・猛暑の電力ひっ迫が重なる夏は、停電が決して他人事ではありません。
この記事では、①停電中の熱中症対策と②冷蔵庫の食材を守る方法を中心に、「今すぐやること」と「あると本当に助かるグッズ」を、大事な順にまとめました。最後に備えのチェックリストもあります。
▲ 動画でも解説しています(13分)。
- 停電中に熱中症を防ぐ具体的な手順
- 電気がなくても涼しく過ごせる涼感グッズ
- 冷蔵庫の食材を2〜3日守るコツとおすすめ保冷剤
- 夜を越すための電気の備え
なぜ「夏の停電」は危険なのか
夏は、台風・落雷・猛暑による電力ひっ迫で、停電が起きやすい季節です。そして真夏の停電でいちばん怖いのが熱中症。エアコンが止まると、室内でも体温が上がり、特に夜間や、高齢の方・小さな子ども・ペットは危険にさらされます。
でも、正しい順番で動けば、ちゃんと乗り切れます。まずは「体」、次に「食材」、そして「電気」の順で見ていきましょう。
【最優先】停電中の熱中症対策|まず”体”を冷やす
停電したら、食べ物より先に体です。命に関わるのは、まず熱中症だからです。
① 涼しい場所へ移動し、風の通り道をつくる
- 家の中でいちばん涼しい場所(北側の部屋・1階・直射日光の当たらない所)へ。
- 窓は2か所、対角線に開けると、風が通り抜けます。
② 太い血管を冷やす
首・脇の下・足の付け根。ここには太い血管が通っているので、冷やすと全身が早く涼しくなります。停電の直後なら、冷蔵庫の保冷剤や凍らせたペットボトルがまだ冷たいので、タオルで包んで当ててください。
③ 電気がいらない「涼感グッズ」を使う
停電中はコンセントが使えません。だからこそ、電気がなくてもひんやりできるグッズが本当に助かります。
濡らして振るだけでひんやり。首に巻いておけば、移動中も体を冷やし続けてくれます。UVカットつきなら、避難時の日よけにも。軽くて防災リュックにも入れやすい一枚です。
首の太い血管を冷やせるので、効率よく体温を下げられます。電気を使わず、一定温度で自然に凍るPCM素材なので、停電中でも繰り返し使えるのが◎。USB充電式は停電中に充電できないので、備えるならこのタイプを。
おでこや首にペタッと貼るだけ。手間がなく、小さな子どもや高齢の方にも使いやすい。長時間冷却タイプを多めにストックしておくと安心です。
④ 水分と塩分を、こまめに
汗をかくと、水分と一緒に塩分も失われます。水だけでは足りないので、経口補水液や、水+塩・塩あめで補給を。のどが渇く前に、少しずつが基本です。
水分と塩分(電解質)をバランスよく補給できます。停電に限らず、夏の備えとしてケースで常備しておくと安心。飲みやすい風味のものなら、お子さんや高齢の方にも。
めまい・吐き気・水分がとれない・ぐったりしている。こんな症状が出たら、我慢せずすぐ涼しい場所へ。重ければ、ためらわず119番です。
特に注意したいのが、高齢の方・小さな子ども・ペット。暑さに気づきにくく、室内でも熱中症になります。こまめに声をかけてあげてください。
冷蔵庫の食材を守る|”開けない”が大原則
体が落ち着いたら、次は冷蔵庫です。ここは、コツを知っているかどうかで、2〜3日分の食事が変わってきます。
開けなければ、冷蔵室はおよそ4〜6時間、ぎっしり詰まった冷凍庫なら24〜48時間は冷たさを保ちます。むやみに開けないことが、いちばんの節約です。
保冷剤を味方につける
ここで活躍するのが保冷剤です。普段から冷凍庫に入れておけば、停電したらすぐ、冷蔵室やクーラーボックスに移して、食材の冷たさをキープできます。
アウトドアブランド・ロゴスの定番保冷剤。マイナス温度で長時間冷えるタイプで、口コミ評価もとても高い人気商品です。サイズも選べるので、冷蔵庫や手持ちのクーラーボックスに合わせて選べます。迷ったら、まずこれ。
「もう少しこだわりたい」方に。ジェルの保冷剤との違いはこの3つ。
- 完全密封で漏れない。万一でも中身が食材に付く心配がなく、冷蔵庫やバッグの中も汚れません。
- 金属で丈夫。経年劣化しにくく、防災用に何年も冷凍庫へ入れっぱなしでも安心。
- 薄くてスリム。収納の邪魔になりにくい。
※「冷やし続ける力」だけならロゴスの氷点下パックも強力です。漏れない・丈夫・長く使うを重視するならこちら、という選び方がおすすめです。
保冷剤だけより、クーラーボックスに入れて使うと冷たさが段違いに長続きします。傷みやすい食材から優先的に移しましょう。
食べる順番は「傷みやすいものから」
- 1日目:肉・魚・乳製品
- 2日目:冷凍食品
- 3日目以降:缶詰・レトルト
ニオイや見た目が少しでもあやしいものは、もったいなくても食べない。これが、夏の停電の鉄則です。
▶ 災害時の食事と栄養ガイド
風と電気を確保する
暑さをしのぐ「風」と、情報・連絡のための「電気」も大切です。
停電中に頼れるのは、コンセントが無くても乾電池で動かせるタイプ。電池が切れても交換すればまた使えるので、充電式より停電向きです。卓上タイプは、寝るときに枕元へ置けるのも◎。霧吹きで体を濡らして風を当てると、気化熱でさらに涼しく感じます。
そして、忘れがちなのが予備の乾電池。停電は数日続くこともあるので、多めにストックを。
スマホは情報と連絡の命綱。画面を暗くし、省電力モードで節約を。大容量タイプを前もって満タンにしておけば、停電中も何回か充電できて安心です。停電・気象情報は、電池式ラジオでも取れます。
正直に言うと、家庭用エアコンを動かすのは難しいです。でも、扇風機やスマホを、夜通しまとめて動かせます。真夏の停電でいちばん怖いのは、寝ている間の熱中症。夜、風を止めずに送れることは、ぜいたくではなく家族の命を守る備えです。
▶ ポータブル電源おすすめ10選|防災士が本気で比較
無理せず”避難”の判断を
いちばん大事なのは、無理をしないこと。家の中が危険な暑さになったら、涼しい場所へ移りましょう。
- 車のエアコンで一時的に涼む
- 近くの涼しい施設や避難所に行く
- ご近所どうし、声をかけ合う
これも立派な防災です。特に高齢の家族がいるお宅は、早めの判断を。
- 冷蔵庫を冷やす保冷剤(氷点下パック/ステンレス)
- 冷感タオル・ネッククーラー・冷却シート
- 経口補水液・塩あめ
- 乾電池式の扇風機+予備の乾電池
- モバイルバッテリー(満タン)
- 電池式ラジオ
- 夜を越せるポータブル電源
停電は、突然おきます。でも備えていれば、ちゃんと乗り切れます。最後までお読みいただき、ありがとうございました。防災士・安心こちゃんでした。

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